ファクタリング会社って何をやってるの?どうやってもうけを出しているのでしょう!

ファクタリング会社って聞いたことありますか。最近増えてきていますね。江戸時代にもあったツケ払いの制度と関係あるとか、でも会社が第三者として入ることでどういった役割を果たすのでしょう。どうやってファクタリング会社は儲けているのか。詳しく見ていくこととします。

ファクタリングの仕組みについて

売掛債権の買取サービス、それがファクタリングです。
江戸時代、住民らはお買い物をしてもその場で支払うことなくツケにしておいてもらいました。そして、お盆と正月にまとめて支払っていたのです。
現代の世の中ではあまり見かけることは無い?実は会社は取引先とやはりツケで取り引きしています。品物やサービスを提供してもその場で代金の支払いを受けることは無く、入金待ち請求書となるのです。一定期間経過後には支払ってもらえますが、会計上は資産となっているものの手元に現金は無し。自転車操業の会社だと心もとなくなってしまいますよね。
そこでファクタリング会社です。その売掛債権を買い取り、代わりに現金を渡してくれるのです。

ファクタリング会社と手数料

10万の売掛債権を買い取り10万円を支払っているのであれば、ファクタリング会社はただの偽善事業となってしまいます。10万円の売掛債権を買い取って、例えば8万円を支払うことで2万円儲けられる。これがファクタリング会社の利益を得る仕組みです。
一定期間待てば10万円手に入るはずなのです。ですが2万減って8万円となってもいいから、すぐにも現金が欲しいという会社がターゲットです。そういった会社と二社間で取り引きが行われることもあれば、品物やサービスを買い取りツケといてもらった取引先も巻き込むことも。二社間ファクタリング・三社間ファクタリングとあるのはそういうことです。
それぞれに、メリットとデメリットとがあります。

ファクタリング会社が増えたのは、不況でどの企業もギリギリの状況にあるというのも関係するでしょう。我々一般市民には関係がありませんが、企業や個人事業主にとって資金調達は重大な課題です。ファクタリングという仕組みがあること知っておくと、うまく活用して大変な局面を乗り切ることできるかもしれませんね。ファクタリング会社もピンからキリまであるので、口コミ評判なども確認のうえで良いところと取引することです。資金調達のつもりが、更に搾り取られるようなことの無いようご注意ください。